一口馬主にかかる維持費の種類や金額についての事例をご覧ください。

出資金以外で必要な維持費

必要な維持費の事例を考える

 

一口馬主は出資金の他に以下の維持費が必要です。

  • 会費(月3,240円前後)
  • 馬管理維持費(月60~70万円÷口数)
  • 保険代(出資価格の3%前後/年)

一例として、某クラブで2,000万円の馬を500分割で一口だけ出資した場合にかかる維持費の事例をご覧ください。

会費:38,880円(3,240円×12ヶ月)
馬管理維持費:15,600円(65万円÷500口×12ヶ月)
保険代:1,200円
年間維持費合計:55,680円

馬管理維持費と保険代については、分割口数によって一口あたりの負担が変わってきます
会費は所有する馬の数に関わらず一律設定なので、維持費だけを考えればたくさん出資した方が効率が良いです。

 

ここで紹介した事例は500分割なので馬管理維持費が月に1,300円程度ですが、40分割の場合は一口あたり16,250円が必要になります。(月65万円の場合)
出資する馬の価格帯を選ぶ時は、出資時に捻出できるお金だけではなく、月々にかかる維持費や保険代の負担を事前に計算しておくようにしましょう。

手軽に投資できる一口馬主の場合は、クラブへの会費がもっとも大きな負担になります。
2~3頭に分散投資をする場合は、複数のクラブを併用するのではなく同じクラブの中から出資する馬を探すのがセオリーです。

 

維持費がかかる時期

一口馬主を募集する馬の大半は毎年6~9月に1歳の馬が募集に出されます。

 

取得した当初は会費以外の維持費はかかりません。(クラブによっては入厩前も少額の管理費を取られることがあります)
取得後2歳1ヶ月(取得した翌年の1月)になると厩舎に預けるため、馬管理維持費が発生します。
保険料も基本的に2歳になったタイミングで1年分の保険料を一括して支払う流れになり、その後は引退するまで馬管理費用と保険料の支払いが必要です。
年の途中で引退した場合は、期間に応じて払いすぎた管理費用や保険料は還付されます。

 

引退したら、JRAから支払われる抹消給付金などの分配による最後の精算が行われ、その後の維持費はクラブ会費のみの状態に戻ります。
一口馬主のクラブは入会する時は出資が必須ですが、出資した馬が引退した後は会員権だけ残すことが可能です。(一部クラブでは例外あり)
その後すぐに再出資するのであれば、月会費の支払いを続けて次の募集時期を待ちましょう。

希望すれば簡単に解約できますが、一度解約すると次に出資する際は新規と同様に入会金が再度必要になります。

 

想定外にかかる費用は?

必要な費用の計算をする女性
一口馬主で出資する馬は必ず保険に加入しているので、病気や怪我になった場合は保険から見舞金が支払われて出資者に還元できます。
なかには病気でデビューできなかった場合でも保険で相当のリターンを得られることもあります。
保険に入っているため、基本的に想定外にかかる費用が発生することはありません。

 

例外として出資した馬が海外遠征に挑戦する場合は、一口馬主から遠征費を折半で徴収される場合があります。
海外挑戦するような馬は国内の重賞を何度も勝つなど、出資金を既に回収しているケースが大半を占めるので、追加費用の徴収でトラブルになることは少ないです。